最低賃金改正 働くより生活保護の方が多い
現在北海道を含む11都道府県で最低賃金で働くよりも、
生活保護受給額の方が多いと言う現象が起きてます。
そこでこの度最低賃金が引き上げられる事になりました、
これにより北海道以外の都道府県では、
最低賃金で働いても生活保護受給額を超える事になります、
今回はその経緯と影響について解説します。
生活保護とは最低限の生活を保障する制度で、
最低賃金とは1時間当たり、最低これだけの賃金を
支払いなさいと法律で定められた値になります。
賃金は安ければ安いほど経営は楽になるので、
最低賃金が定められていなかったら、
時給500円とかでコキ使うようなブラック企業が、
ドンドン出てくる恐れがあります。
賃金が安かったら良い人材は集まりませんが、
誰でも良いと言う仕事もありますし、
仕事がないから何でも良いから働きたいと
言う 労働者がいるのも事実です。
最低賃金で働くと損する
しかし11都道府県では最低賃金で働くより、
生活保護を貰った方がお金をたくさんもらえます。
働かなくて良い生活保護が100貰えるのに対して、
働いて95しか貰えなかったらどうでしょうか?
つまり最低賃金で仕事をするより、
生活保護を貰った方が特になります
そりゃ生活保護を貰いますよね、
必要最低限の生活を保証する制度のはずが、
ゆとりを持って生活出来るようになるわけです。
なので生活保護受給者は仕事が見つかっても、
適当な理由を付けて断ります。
これだと雇用促進になりませんし、
最低賃金で働いてる人は不満を言います。
そりゃ当然ですよね、汗水たらして働くより、
家でゴロゴロしてる方が稼げるんですから。
最低賃金引き上げ、生活保護支給額減額
なので政府は最低賃金を引き上げました、
また生活保護支給額の減額も行いました。
なので最低賃金で働いた方が、
生活保護受給者よりも良い生活を送れます。
これで生活保護受給者は働きざるを得なくなりましたし、
最低賃金で働いてる人も不満が解消されたわけです。
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