日本自動車産業の現状とこれから、低価格自動車開発が急務
外国自動車メーカーと比べて日本製の自動車は、
丈夫で壊れにくい事から人気が高いです。
しかし現状では日本のシェアが減少しており、
日本自動車産業は厳しい現実に直面しています。
まず一つは国内販売台数の減少です
リーマンショック以降景気の悪化も拍車をかけ、
販売台数が2005年から5年連続で減少。
エコカー減税で一時的に盛り返すも、
過去の販売台数には遠く及びません。
ライフスタイルの違いで、若者の車離れも進んでおり、
実際に私の会社の後輩に聞いてみると、
「自動車には興味がない、走れば何でも良い」
と言う子が増えました。
昔はいつかはクラウン、と言われ頑張って来ましたが、
現在の若者は自動車への憧れが薄くなってしまったようです。
今後少子化・高齢化社会が進み、自動車を運転する人が、
減少する事から、国内販売は厳しいとされています。
日本自動車メーカーが勝機を見出すには、
海外販売が特に重要になりますが、
円高の影響で海外販売も苦戦を強いられ、
日本自動車メーカーは赤字を余儀なくされました。
今まで日本はアメリカ、ヨーロッパのような
先進国をターゲットに自動車を開発してましたが、
現在は発展途上国のマーケットが拡大してます。
丈夫で長持ち、性能・燃費が良い事が日本車の特徴で、
これらの長所を武器に先進国では成功を収めました。
しかし発展途上国では日本車は高価すぎて手が出せません、
先進国と違って発展途上国では、性能<価格が優先されます。
タタ自動車 ナノ
インドのタタ自動車は新車で、1台27万円の自動車を発売、
写真を見た感じ軽四みたいな感じですね。
日本車の新車なら安くても100万円はしますから、
性能面では日本車に劣るとしても魅力的です。
今後海外商戦を勝ち抜くには、低価格自動車の
開発が急務とされています。
ジャパンブランドを失墜させないよう、
性能を維持しながらコスト削減で低価格化、
口で言うのは簡単ですが、実現させるのは
難しいでしょうね(;´∀`)今後に期待です
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