夜景と共に人を綺麗に撮れるスローシンクロ
デジタル一眼レフで夜景と人を一緒に撮影した時、
普通にフラッシュをたくと人は明るく撮れますが、後ろの夜景が暗くなります。
フラッシュをたかなければ夜景は綺麗に撮れますが、
人は暗く写ってしまいます。
このような場面で効果を発揮するのがスローシンクロです。
この機能を使えばフラッシュをたいて人物は明るく、
シャッタースピードをゆっくりした状態で撮影するので夜景も綺麗に撮れます。
スローシンクロの機能がカメラに搭載されてない場合は、
フラッシュをたいてシャッター速度を1/15秒以下で撮る事で同じ効果を作り出せます。
つまりシャッター速度調整モードに変更して、フラッシュ撮影を行うと言う意味です。
欠点としてはシャッター速度が遅くなるので手ブレが発生しやすくなります、
なので綺麗に撮ろうと思ったら三脚が必要となります。
家族旅行やカップル等で夜景に行く時、
三脚を用意する為に人を待たせて、
夜景と一緒に綺麗に撮るのも厳しいですが(;^ω^)
シャッタースピードを遅くする場合、
夜間の建物等を撮影する場合は問題ありません。
しかし人物を撮影する場合は、シャッターが閉まるまでの間、
人間の動きも追い続けるわけですから、
撮影される人もそれを理解して、じっとする必要があります。
普段の写真撮影感覚で、シャッターを切ってすぐに動かれると、
ぶれぶれの写真が出来てしまいますからね。
大人を撮影する場合なら何とかなるでしょうが、
子供を撮影する場合はじっとしていられないので、
綺麗に取るのは相当難しいでしょうね。
しかもフラッシュの特性上、連射撮影も出来ないですし。
最後にスローシンクロモードですが、
メーカーによって名称が異なる場合があるので、
説明書をよく読んで使用するようにしてください。
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