風疹とは、はしかの違いは?症状から見分ける方法
小さい子供をお持ちの方は感染症に我が子がならないか心配ですよねー
うちも前に子供がどこからもらったのか水疱瘡になって大変でした。
ちなみに保育園など行かせていないんですよ…
どこでどういう風にもらってくるか分からない病気ってほんと怖い!
と言っても外出しないわけもいかないもんね。
ただはしか、風疹は小さい頃になったほうが良いと言いますし
大人になって感染すると大変って聞いたことがあります。
なのでわざと病気になってる子のそばにいって
移してもらう親もいるそうです(笑)
今日は風疹とはしかについてお話していきますので参考にしてください。
まずはふうしんを説明
風疹とはしかは似たようなイメージですがどう違うんでしょうか?
別名(三日ばしか)とも言われる病気でウイルスに飛沫感染して
およそ3日間の発熱、特有な発疹、目の充血、
軽いせき、耳の後ろのリンパ節の腫れなどがおきます。
妊婦さんがかかると先天性風疹症候群の子供が生まれると
言われているので注意が必要な病気です。
ちなみにかかりやすい年齢なんですが、
母親からもらった免疫体があり
生後6か月頃まではなりにくいのです。
3~10歳の子どもに多く感染の報告があり、
この時期の感染はなく青年期になる人もいます。
風疹は一度かかると免疫が出来るので二度とかかることはありません!
流行する季節は春~初夏が多いとされており
潜伏期は16~18日くらいと長めです。
38℃前後の急な発熱とともに細かい発疹がたくさん全身に現われ
また耳の後ろや首のリンパ節がいくつか腫れ、押すと軽く痛みます、
そして目の結膜が充血して赤くもなります。
他にも軽い咳が出たり、喉が赤くなって痛かったり、
成人では頭痛や腰痛がおこることがあります。
風疹の症状は子どもは軽く、大人は重いと言われていますが、
発病して3日目がピークで4日目から熱が下がりだします。
発疹、目の充血、リンパ節の腫れなども3~5日で消えて治ります。
風疹ウイルスに有効な薬はありません
ですので熱性痙攣を用心して解熱薬などを使い家庭で療養します。
はしかはどんな感じ?
はしかの始まりは風邪の症状から始まり
咳、鼻水、目やになどの症状と共に38℃くらいの熱が出ます。
この風邪の症状が3~4日続いたあとに、一旦37℃台に熱が下がりますが、
1日くらい経って、再び熱が上がりだします。
それと同時に発疹が顔あたりから出始めて全身に広がり
特徴的な毒々しい色となってきて、まるで薬疹のようになっちゃいます。
最初の風邪の症状が出て2~3日経過した頃から口の中を注意深く観察してください
頬の内側の粘膜にコプリック斑と呼ばれる白い斑点が見えます。
普通はなかなか頬の内側の粘膜まで注意して見ないので、
小児科医でもこのコプリック斑はしばしば見落としてしまいます。
2回目の熱は40℃くらいにまで達する事もあり
それが4~5日続くので熱性痙攣に気をつけてください。
咳、鼻水、目やにもさらに激しくなってきます。
この期間を乗り切ると、熱が下がり発疹も茶色くなり治り、
そしてしばらくは湿疹があった所に色素沈着が残ります。
はしかの方が怖い?
こう見てみると風疹よりもはしかの方がかかると怖い病気のように感じます。
うちの子も1歳になったらまず予防接種を!と言われていたので
1歳になってすぐに予防接種をしに行きました。
風疹の予防接種は2回接種しなければならず
1回目は1歳になったら2回目は小学校入学前の1年間です。
はしかにかかると気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎なども一緒にかかることがあり、
また回復後も変異した麻疹ウイルスが脳内に潜伏してしまい、
数年あるいは10年以上経過後に発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という
慢性に経過する脳炎が発生する事があります。
予防接種を受けずに麻疹にかかった人は数千人に1人の割合で死亡してます
なので必ず予防接種を受けるようにしましょうね!
かかってから後悔しても遅いですよ…
子供の命は親が守ってあげるのが義務であり愛情です!
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