道路交通法で自転車の逆走が禁止、取り締まりに効果はない

2013年の12月1日から自転車の逆走が禁止されました。

 

実は以前から自転車の逆走はNGとされてましたが、

逆走の意味が分かってない人が多く、違反してる人がほとんどでした。

 

自転車は免許制度ではないので、自動車のように黄・赤切符がなく、

違反したら即、犯罪者になります。

 

そこで今回の道路交通法改正を勉強して、自分の身を守りましょう。

 

逆走の意味が分かりますか？

警視庁HPより

 

自転車は軽車両なので自動車と同じ進行方向で走る必要があり、

写真を見たら分かる通り、歩道でも車道でも同じです。

 

自動車で逆走してたら大事件ですよね、

それが自転車では平然と行われているのです。

 

歩道の中の左側を通行すれば良いと思ってる人がいますが違います。

 

そもそも自転車で歩道を走る事自体が違反なのですが、

これ自体を知らない人も多いんですよね。

 

お互い前に進むから危険

自転車同士の正面衝突を経験した事ある人が、

ほとんどではないでしょうか？

 

自分が左に避けようと思ったら相手も同じ方向に来て、

仕方なく右に避けようと思ったら相手も同じ方向に来る、

お互い前に進んでるのでガチャン！

 

このような経験を幼少時代にした事があります。

 

お互いが前に進んでるので衝突時の被害が大きくなります…

特に自転車VS自動車の場合、自転車側の被害は大きいです。

 

横着心が身を滅ぼす

例えば右側に目的地があったとします、

すると時間短縮を考えて右側を走る人がほとんどです、

例えそれが逆走だと知っていても。

 

自転車は二段階右折をする必要がありますが、

みんな知りませんし、知ったとしても面倒なので誰もしません。

 

人間は横着な生き物です、それが身を滅ぼすとも知らず。

 

取り締まりに意味なし

今までこの手の道路交通法は何度も改正されましたが、

ほとんど効力を発揮してないのが現実です。

 

自転車の歩道走行は何年も前から違反と決まってますが、

ちまたの歩道にはママチャリが溢れかえってます。

 

私は警察官が歩道を走ってる所を見た事がありますし、

警察官の目の前を二人乗りのヤンキー中学生が通っても、

見て見ぬフリをしてたのを目撃した事もあります。

 

 12月1日はマスコミも取り上げるので、

ポーズのために各地で取り締まりが行われましたが、

通勤ラッシュの時間帯に溢れかえるママチャリ全部を検挙とか無理です。

 

捕まった学生がニュースで流れてましたが、

捕まった方も「何か知らないけど運が悪かった」程度のモノでしょう。

 

自転車に限らず歩行者、自動車すべての人が、

ルール・マナーを守るとかありえないですからね、

警察の人も大変だな～と思います。