三大メガバンクの離職率が高い理由
日本の三大メガバンクとは、以下の3つを言います。
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほファイナンシャルグループ
詳しい説明に関しては前に書いた記事を参照してください。
この三大メガバンクの離職率は高く、
3年以内に3割の新入社員が辞めると言われます。
なぜこんなに離職率が高いかについて説明します。
採用数が多いと言う事は?
三大メガバンクの採用は例年多く約1000人採用します、
企業自体が大きいので、何とも思わない人が多いです。
しかし考えてみてください、なんで会社は新しく採用するのか?
会社が新卒を採用する一番の理由は人が足りないからです。
定年者がいるので、毎年辞めて行く分を補充する必要があります、
それだけなら良いですが、途中で退職した欠員も補充する必要があります。
つまりメガバンクは離職者が多いから、採用者も多いんです。
なぜ離職率が高いのか?
メガバンクを辞める最大の理由は激務だからです。
数字でキッチリと成果を出す必要があり、
ノルマが厳しく連日終電で帰る事もしばしば。
会社と家の往復をしてるだけで、
「何のために働いてるのだろうか?」と疑問を抱き、
気付いた頃には心が病んで退職と言う感じです。
昔に比べると営業も厳しくなり競争も激化してます、
今50代後半くらいの人は「昔は良かったな~」と言いますね。
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学歴が高い事も要因の一つ
メガバンクに入れる人はMARCH以上の、
いわゆる一流大学卒業者が多いです。
高学歴と言う事は選択肢が多い事を意味します、
だから辞めても職が見つかりやすい傾向があります。
「どうしておれがこんな目に…」と言う、
不満から会社を飛び出してしまうわけです。
例えば建設業等の現場系は高卒以下が多く、
出来る仕事が限られています、
なのできつくても仕事を続けれるわけです。
これが高学歴の場合は後があるんですよね、
後があるから一時撤退に踏み切りやすいのです。
知名度だけで決めるな
メガバンクに限らず大企業はステータスがあり、
一流大卒にも関わらずイマイチな企業に入ると、
友達内で負けたような気がします。
「おまえの方が頭良かったけど、おれの方が良い会社入れたぞ」
みたいな事をドヤ顔で言われるのが嫌なんですよ。
だから知名度があるメガバンクに就職する、
メガバンって言えば「すごいな~」ってなりますからね。
ただ知名度、ステータス性だけで決めると損します、
給料良いけどサービス残業が多い、休日出勤が多い、
ノルマがきつい、人間関係が悪い会社はあります。
このあたりは大企業、メガバンクでも入らないと分かりませんので、
就職先はじっくりと選ぶようにしましょうね。
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