ツーシームとは、変化球の投げ方ではない、握り方に秘密あり

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ツーシームとは野球の変化球の一種で、

ストレートと同様にまっすぐ伸びて、

バッターの手元で若干軌道が不規則になります。

 

フォーク、カーブ、スライダーのように、

テレビ中継で見てて分かるほどの変化量はありませんが、

微妙に心からズレる事で、バッターを打ち取る事が可能です。

 

マガジンの漫画「ドリームス」で説明されてましたが、

現在はプロ野球でも使われている投法です。

ヤンキース黒田選手のツーシーム

 

ただ動画を見れば分かる通り、

テレビで見て分かるレベルで変化する事もあります。

※変化量は風の影響を受けやすいと言われます

 

シームってなに?

野球ボールには縫い目があり、

その縫い目の事をシームと言います。

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赤い部分が縫い目、縦長の丸が指

 

上記写真がストレートを投げる時の球の握り方で、

ボールが1回転する時に縫い目(シーム)を4回通ります、

これをフォーシームと呼びます。

 

4回シームを通る事で空気抵抗は増えますが、

そのぶん変化はなくなり真っ直ぐ投げれます。

 

逆にナックルボールは回転を抑えた変化球で、

空気抵抗の大きさから、不規則な軌道を描きます。

 

ツーシームの投げ方

本題のツーシームの投げ方に入ります、

早く知りたくてウズウズしてた事でしょうから。

img5630306411

縦長の丸が指

 

ボールを写真のように握ると、

ボール1回転の内に2回しかシームを通りません、

するとフォーシームより空気抵抗は減ります。

 

先ほど話した通り、

空気抵抗が減るほど不規則な軌道を描きます。

 

なのでナックルボールほど不規則ではないけど、

ストレートに比べると若干変化します。

 

これがバッター手元で芯をわずかにずらす分、

変化するツーシームの秘密です。

 

特殊な投げ方はいらない

他の変化球のように特殊な投げ方は不要で、

肘に負担が掛かる心配もありません、

ボールの握り方変えるだけですから。

 

つまりこの記事を読んでいるあなたは、

今すぐでも投げれる変化球になります。

 

ただ微妙に芯を外して打ち取る変化球なので、

他の変化球のように三振は狙えませんのであしからず。


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