酉の市(とりのいち)とは、熊手の由来を知ってますか？

11月に入ると全国各地の神社において、

酉の市（とりのいち）が行われます。

 

お酉さま、大酉祭、酉の祭などと呼ばれる事もあり、

関東や関西など地方に関係なく、

全国どこでも行われている日本従来の年中行事です。

 

この行事で祈願するのはズバリ商売繁盛です。

 

祈願のために神社へ

開運したい人や、商売で成功したい人などが、

全国各地から有名神社へ押しかけます。

 

商売繁盛の神様が祭られている神社や寺院の中で有名なのは、

 

・大鳥大社

・花園神社

・鷲神社

・長福寺

・大安寺

 

しかし最近では浅草長国寺が全国で、

最も活気のある酉の市としての地位を確立してます。

 

熊手の由来

酉の市で大人気となっているのが「熊手」です。

 

熊手の上に縁起が良いと言われる、

オカメや招福が飾られたものが多く、

飛ぶように売れるのだそうです。

 

もともと熊手は鷲がギュッと、

獲物を掴んで離さないという様に由来していて、

 

鷲の爪のように商売のチャンスを逃さない、

と言う願いが込められています。

 

また農作業では熊手は、

かき集めるために使われる農具なので、

 

「福をかき集める」と言う、

ニュアンスも込められています。

 

ケチって安いのを買わない

商売繁盛のための縁起物なのに、

ケチって安い物を買う人がいます。

 

高いのを買っても意味ないと思ってるなら、

そもそも酉の市など行かなければ良いのです。

 

せっかく行くなら、

ケチケチせず奮発して購入しましょう。

 

酉の市へ行く服装

ビジネスと深いつながりのあるこの行事では、

神社や寺社に参拝するときには、

ビジネスを行う服装で足を運ぶのが良いです。

 

初詣や七五三の時のように着飾って足を運ぶよりも、

ビジネスファッションの方がしっくりと来ます。

 

実際に参拝に訪れる人も、

黒や紺色、グレーのスーツ姿のビジネスオーナーが多いです。

 

商売人は必ず行こう

この行事に科学的根拠があるわけではありません、

と言いますか宗教系は全てそうです。

 

しかしながら商売人は必ず行くべきでしょう。

 

商売が上手く行かなかった時に、

あの時とりのいちに行ってなかったから…

と言い訳するようでは商売人として失格です。

 

酉の市へ行って商売繁盛を願い、

熊手も良い物を購入する。

 

これで言い訳は出来ないので、

背水の陣でビジネスに取り組む事ができ、

結果的に成功する事につながるのです。