節分の豆まき作法と実施する理由、古くから伝わる風習

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「鬼は外、福は内」は知っているけれど、

具体的に節分の日にはいつどのように、

何をしたらよいのか良くわからない、

という日本人は実は少なくありません。

 

豆まきは厄除けのためにやる

日本に古くから伝わる風習の一つである、

「厄除け」のイベントがこの豆まきの日です。

 

厄除けにもいろいろなタイプがありますが、

年に一度やってくる節分に行う厄除けは、

毎日の生活の中で少しずつ積もっていく、

小さな厄を取り除くために行います。

 

厄除けを行う日は他にも、七五三や節句、

初詣、厄年の厄除け等ありますが、

 

実施頻度が少なくなるほど、

取り除く厄の大きさは大きくなります。

 

豆まきをしない方法もある

さて節分の日に厄を取り払いたい場合には、

神社やお寺などで祈願するのも良いでしょう。

 

初詣を毎年行っている人なら、

その時に1年分の厄を取り除く祈願をしているので、

特に豆まきなどの必要はないとも言われています。

 

しかし子供がいる家庭では、

子供に日本古来の風習を伝えるためにも、

家で楽しく豆まきをするのも良いでしょう。

 

豆まきの作法

豆まきをする際には大豆をそのまま使うのではなく、

一度炒って発芽しない状態にしてから捲きます。

 

自宅に神棚がある人は豆まきの前に豆を神棚にお供えし、

神様の力を与えておくのも良いでしょう。

 

そして家族全員が揃う夜の時間に豆をまきます。

 

鬼のお面をかぶった父親が鬼の役割りをする、

家庭もありますが、特に鬼はいなくても問題ありません。

 

家の長が家の中から外に向かって豆をまき、

訳を外に追い払うのが正当な節分と言われています。

 

終了した後の儀式

節分は豆をまいた後に片付けをして、

終わりではありません。

 

豆まきが終了したら自分の年齢+1の豆を食べます。

 

新しい年の厄除けを願う行事なので、

数え年の豆を食べるのが正式なやり方です。

 

あなたが40歳で9月生まれなら現時点では40歳ですが、

年齢+1で41個食べるのが正しいです。

 

何となく豆をまいて終わりではなく、

豆をまく理由・正しい作法・風習を理解した上で、

正しく節分を楽しみましょう。


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