インドのタタ自動車から27万円の自動車、ナノ発売

インドのタタ自動車から27万円と言う、

衝撃プライスの車、ナノが発売されました。

 

現在発展途上国も賃金改善が進み、

自動車を所有する家庭が増えています。

 

しかし自動車はまだまだ高価で、

過去の日本と同じように給料の何ヶ月分、

と言う感じで簡単には手が出せません。

 

自動車が欲しいけど、なかなか手が出せない、

このようなターゲットを狙って発売されたのが、

タタ自動車のナノです。

 

タタ自動車　ナノ

 

【ナノ　スペック】

・全長3.1m、幅1.5m、高さ1.6m
・ワイパー1本
・ドアミラー1個
・出力33馬力のガソリンエンジン

 

日本の軽四は64馬力で統一されているので、

大体半分になります。

 

日本の軽四がターボなしでも、高速で100キロは

余裕を持って出せますから。

 

半分の馬力のナノでも50キロは余裕、

と言う計算になります。

 

登り坂では相当厳しいでしょうが、

買い物等で街中を走るなら十分でしょう。

 

日本自動車メーカー大苦戦…と思いきや？

発展途上国のマーケットは拡大しており、

安価なナノの発売により、日本自動車メーカーは、

大苦戦を強いられるとされていました。

 

しかし蓋を開けてみると、ナノは全然売れませんでした。

 

相次ぐ発火事故、納期の遅れにより、

購入者側の不信感が強まり、売れ行きが鈍くなっています。

 

低価格なので大丈夫かな？

と思いましたが、典型的な安かろう悪かろう

になってしまったようです(；´∀｀)

 

27万円あればそこそこの中古車が購入できるそうで、

トラブルの多い新車より、名の知れたメーカーの

中古車を購入する人が増えてるようです。

 

 

これで日本自動車メーカーも　ε-(´∀｀*)ﾎｯ

しかし低価格路線は続くでしょうから、

今後は安価で高性能な自動車開発が急務ですね。